スマートフォンが爆発的に普及したことでアプリの需要が非常に高まっている。
実際にアプリ開発で大きな利益を生んでいる企業は数多く存在しており、この分野で活躍したいと考えているエンジニアも多いはずだ。
しかし現実としては厳しい一面もあり、なかなか大変な仕事でもある。
ではアプリ開発にはどのような苦労があるのであろうか。
まずはスピードの重要性である。
もし面白い企画を出したとしても他の企業に先を越されていれば負けたも同然である。
この業界は変化が激しくスピードがものを言うので常に開発環境を整えておかねばならない。
企画に対しすぐにゴーサインを出せる状態にあること、すぐに開発に取り組めること、すぐにリリースできるようにすること等とにかく十分な環境がなければ変化についていくことは出来ないだろう。
また開発に取り組む以前に企画を出すのが非常に困難である。
というのも世の中に全く存在していない新たなサービスを企画することはそう簡単には出来ないからだ。
たいていのサービスは既に他の誰かが行っており、もし良いアイデアを思い付いたとしてもまずは類似するサービスが公開されていないかを調べる必要があるだろう。もし公開されていなかったとしても、公開されていないことには何らかの理由があるはずである。
企画の段階で本当に売れるサービスであるのかどうかを調査することも忘れてはならない。
このようにアプリ開発には大変な苦労がある。
ヒットしているアプリにも、その背景には尋常ではない苦労があることを理解することが大切だ。