今では多くの人がスマホを有しているだろうが、大半の人はAndroidもしくはiPhoneではないだろうか?
両者を代表するOSであるAndroidとiOSには違いがいくつか見られ、アプリ開発するにあたっても、求められるスキルが大きく違ってくる。
まず大きな違いがプログラミング言語である。
Androidのアプリ開発するためには、JavaやC++その他に2017年にはKotlinがオフィシャル言語として指定されている。
一方iOSの場合、Objective-Cが主に使われてきたが、2014年にはSwiftがオフィシャル言語に追加された。
つまりAndroidとiOS、どちらのアプリ開発を志望するかで学ぶべきプログラミング言語が変わってくるわけだ。
開発ツールも異なる。
Androidの場合、Eclipseが長く開発ツールとして用いられてきた。
しかしGoogleがAndroid Studioをリリースして、Eclipseのサポートが終了したのでAndroid Studio一本となっている。
一方iOSの場合、XCodeを開発ツールとして使用するのが一般的だ。
日本におけるシェア率を見てみると、当初はiOSの方が圧倒的に多かった。
一時期7割程度のシェアを占めることもあったが、Androidの普及も急速に広まってきている。
2023年時点では両者のシェア率はほぼ半々といっても問題ないだろう。
このため、どちらのOSのアプリ開発になったとしても仕事が多い少ないは考えにくい。